新日本製鐵は、エネルギー分野のラインパイプ需要の開拓や発電プラント向け大径厚肉鋼管などの高付加価値需要に対応するため、有力なプレスベンドメーカーである西村工機を買収する。

西村工機の持株会社である西村工房から同社株式の譲渡を受ける。

西村工機は従業員数22人の零細企業ながら、米国石油協会の認証であるAPIQ1やISO9001認証を持ち、長年にわたってエネルギー関連のプロジェクトに参画してきた。世界の大手石油会社規格やDNV(ノルウェー船級協会)規格など、寒冷地、深海、高圧、サワーガス(硫化水素を含む腐蝕性の高いガス)などの過酷な環境を前提とした仕様に対応する大径厚肉鋼管製造技術に強い。

新日鐵は、子会社化してグループとしての連携を強化し、競争力強化や鋼管事業でのシナジー効果を追求、ラインパイプ、建築用特殊鋼管柱、発電プラント向け大径厚肉鋼管などの需要を開拓して、今後の成長が見込めるエネルギー分野の事業を強化していく。