27日午前3時40分ごろ、愛知県名古屋市東区内の路上でタクシーに客として乗り込んでいた男が運転手を殴打。車両を奪って逃走する事件が起きた。運転手は同僚のタクシーに乗って追跡。通報を受けた警察はタクシーを運転していた36歳の男を逮捕している。

愛知県警・東署によると、男は酒に酔った状態でタクシーに乗車。目的地とされた名古屋市東区葵1丁目(新栄町駅)付近で48歳の男性運転手が寝ていた男に声を掛けたところ、男は「起こし方が悪い」と逆上し、運転手の顔面を数回に渡って殴打した。

運転手が車外に逃げ出すと、男はタクシーの運転席に乗り込み、そのまま発進して逃走。運転手は同じ会社のタクシーを止めて、盗まれた車両を追跡。警察にも「タクシーが盗まれた」という内容の通報を行った。

タクシーは約10分に渡って走り続けたが、通報を受けて駆けつけたパトカーが抑止。警官の求めに応じて降りてきた男は強盗の現行犯で逮捕された。運転手は軽傷を負っており、強盗傷害に容疑を切り替え、調べを進めている。

逮捕されたのは住所不定を自称する36歳の男。調べに対しては「身に覚えがない」などと供述。運転手への暴行を含め、容疑を否認しているという。