住友金属工業の子会社で特殊鋼棒鋼・線材事業を展開する住友金属小倉は、富士シヤフトを買収すると発表した。

同社は富士シヤフト親会社の小木曽工業などから、富士シヤフトの株式を取得することで合意した。富士シヤフトは住金小倉の子会社となり、その後2011年2月1日付けで、住金小倉の子会社である住金精鋼が富士シヤフトを吸収合併する。

住金精鋼と富士シヤフトは、特殊鋼二次加工メーカーで、主に自動車向け構造用部品の素材となる冷間鍛造用鋼線を製造している。特殊鋼二次加工メーカーにとって、時間単位での製品納入などの短納期ニーズを満たすため、顧客の近隣への立地が重要。今回の合併で、従来の住金精鋼の大阪府、福岡県の拠点に富士シヤフトの静岡県が加わり、国内各地にあるメーカーへの短納期ニーズに対応する。