セルジオ・マルキオンネCEO

クライスラーグループは23日、米国インディアナ州の2工場に、総額8億4300万ドル(約700億円)を投資すると発表した。

今回の投資は、次世代小型FF車用のオートマチックトランスミッションを生産するのが目的。このATはドイツの部品大手、ZF社と共同開発され、燃費効率を高めているのが特徴だ。

投資先となるのは、インディアナとココモの両工場。インディアナ工場では現在、FR車用のトランスミッションを製造しており、ジープ『グランドチェロキー』やクライスラー『300C』、ダッジ『チャージャー』などに搭載している。同工場の設備を大幅に改修し、次世代ATの生産に備える。

今回の投資によって、2009年以来の同社の米国における累計投資額は、約30億ドル(約2500億円)に到達。クライスラーグループを率いるセルジオ・マルキオンネCEOは、「我々はすでに8速ATの生産を宣言しているが、この次世代FF用ATの製造が、世界市場における地位をさらに強固なものにするだろう」と述べている。

グランドチェロキー(ロサンゼルスモーターショー10) チャージャー(ロサンゼルスモーターショー10)