ゴリラプラス NV-SP200DT 商品紹介

サンヨーの通信モジュール内蔵PND『ゴリラプラス NV-SP200DT』で大きなメリットになりそうなのが地図データの更新だ。


◆オンライン地図更新で

NTTドコモが提供する通信サービス「ドコモ ドライブネット」で実現している更新方法は二つある。ひとつは通信によって指定したエリアを対象とするスポット更新、もうひとつがパソコンでダウンロードした都道府県単位の地図データを更新する方法だ。

スポット更新は通信でデータ更新を行うため、パソコンもSDカードも不要。目的地として設定したエリア付近に更新情報があれば自動的に更新作業に入り、最新の地図データに基づいたルート案内が可能になる。ただ、この更新だけでは指定した5km四方の地図データが更新されるのみ。もっと広域で更新を行いたい場合は一旦PCで更新したい都道府県のデータをPCを使ってSDカードにダウンロードし、そのSDカードをゴリラプラスのSDカードスロットに挿入する。これで都道府県ごとの地図更新は自動的に行われる。

残念ながらテストを行った時点では更新データはアップされておらず、更新の手順を追うことはできなかったが、作業はいたってシンプルで更新を終えてからの再起動も自動で行われるなど、誰でも簡単に更新ができるようになっているという。


◆マイフォルダやグループ位置共有など、通信ならではの機能も

通信を使うことのもう一つのメリットが「マイフォルダ」である。これはPCや携帯電話で取得した情報をサーバー経由でゴリラプラスに反映できるというもので、更新データにも反映されていないような口コミで得た情報を反映させたいときに便利な機能だ。

ログインした専用サイトではスポットだけでなく、探索したルートを登録しておくことができ、登録した内容はゴリラプラスのマイフォルダから通信を利用していつでも拾い出せる仕組みだ。方法としては「いつもNAVI」で行う方法に酷似しているので、いつもNAVIの経験があるユーザーなら簡単に行えると思う。

それと、互いにゴリラプラスを持っているときに便利なのが「グループ位置共有」だ。登録できるのは、各グループに対してオーナー1台とメンバー4台までで、登録したメンバーの互いの場所を地図上に表示できる。この登録をしておけば、オーナーが設定している目的地と同じ場所にメンバーも設定でき、仮に待ち合わせ場所などを間違えていても、ナビ上で簡単にその位置が把握できるのだ。

互いにゴリラプラスを持つ必要があり、事前にグループ登録をするなどの設定が必要だが、実際に使ってみると互いの位置情報を把握できることがこんなにも便利なのかと改めて感心してしまう。


◆クイックGPSにゴリラジャイロ II、ナビゲーションの実力もハイレベル

ではカーナビ機能はどうか。ベストセラーモデル『NV-LB60DT』がベースとなっているだけに、5型QVGAモニターを採用や、GPSが受信できなくても測位を継続する「ゴリラジャイロ II」を搭載するのは基本的に同じ。だが、その実力は極めて高い。

都内の走行でも建物や高架道などに影響されることなく、自車位置をピタリと表示する。ポータブル型ナビにありがちなフラつきは一切見られなかった。これはゴリラジャイロ IIの成果だけでなく、GPSと0.5秒ごとに測位を行うW測位が効果を発揮したものと思われる。トンネル内を走行しても長時間でなければ測位を継続し、出口付近でも大きなズレを感じなかったほど。

ただ、渋滞などで長時間にわたってGPS信号が途絶えたときは測位を停止するのはLB60DTと同じようである。再起動時に測位するまでの所要時間が身近いのは最近のゴリラシリーズに共通するもの。エンジンをかけてギアを入れる間の5〜6秒の間に再測位を開始できるので、見知らぬ土地でも向かう方角を迷わずに済むのだ。これはゴリラが搭載してきた「クィックGPS」効果が働いたためで、通常なら数分間は測位ができずにいることだって珍しくない中でこの能力は高く評価できる部分である。


◆電子コンパス搭載で実用性の高い歩行ナビ

また、LB60DTには歩行ナビ機能が備わっている。メニューで「歩行ナビモード」に切り替えると目的地を設定すれば、目的地までの方角と直線距離が示される。このモードで見逃せないのはカーナビの向きに合わせて地図を自動回転させる電子コンパス機能を搭載していること。この電子コンパスがないと歩いている向きさえもGPSでの測位に頼らざるを得ず、そのラグから誤差を発生しやすい。具体的な歩行ルートを案内するわけではないが、歩いているときは方角と距離さえ分かっていればそれだけで十分。むしろ電子コンパスが搭載されたことで正しい位置と方角が示されるようになり、それだけでも十分に機能を果たすことになると思う。


◆市街地図表示や都市高速入口案内などのビジュアルも充実

搭載したメモリー容量はLB60DTとは違って16GBとなる。カーナビ用として使う部分は基本的にLB60DTと同等の8GBだが、残りの8GBをデータのダウンロード領域として確保する目的で追加しているのだ。もちろん、そのためだけに8GBを使うことはなく、AV機能に音楽や写真などのデータを保存して再生できるマイストッカー機能が追加されたのもその副産物でもあったわけだ。

とはいえ、8GBを使ったナビ機能は能力的にも十分に満足がいくものだ。住所や電話番号、ジャンルでのピンポイント検索に対応し、50音検索にしても施設名称のどの部分を入力しても対象施設をリストアップする「あいまい検索」も可能としている。地図表示にしても全国1331エリアで市街地図表示を可能とし、そこには一方通行表示や歩道の有無までも正確に表示している。また、ルート案内中に表示される3Dリアル交差点や都市高速入口案内(いずれも政令指定都市が対象)は、そのリアルさに驚かずにはいられない。


◆通信ナビの波を起こすきっかけになる

基本的なAV機能もポータブル型ナビとしては十分に満足できるレベルにあると思う。前述のマイストッカー機能に加えて、地デジをワンセグ受信で対応し、電子番組表も見られる。

ただ、録画機能は非搭載で、ナビを使っている時にAV機能を同時再生することはできない。この辺はLB60DTと同等で、「Lite」である部分として納得しなければならない部分だ。

しかし、ゴリラプラスの主とする部分は通信機能の搭載であり、それによってもたらされる部分にこそゴリラプラスの魅力があるのだ。通信を利用しても月々の負担は使用料315円と、通信料金525円(20万パケットまで/ドライブネットプラン割加入時)の計840円。仮に20万パケットに到達したときは自動的に通信ができなくなるらしいが、ドコモによれば通常の使い方でそれに達することは考えにくいという。

通信料金の負担が重いことから、ポータブルナビにとって通信機能は長いこと禁じ手とも言われ続けてきた。それが、ポータブルナビでシェア50%以上のゴリラがこの分野に参入したことでその流れに大きな変化が訪れるのは間違いないだろう。

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