集合住宅での充電設備の整備はEV普及の大きな課題のひとつだ(写真は充電中のEVリーフ)

日産自動車は25日、横浜市、UR都市機構(都市再生機構)神奈川地域支社とともに、賃貸集合住宅の駐車場での電気自動車(EV)の充電設備の整備について検討することを明らかにした。

マンションなどの集合住宅の駐車場には、コンセントが備わっていないため、EV普及に向けた大きな課題となっている。一部の新築分譲住宅でEV用充電設備を設置する動きはあるものの、特に賃貸住宅の駐車場への充電設備の整備は進んでいない。

今回の共同検討はEV普及に向けて共同歩調をとる横浜市と日産が、既存の集合住宅でのEV充電インフラの普及を今後の検討課題するにあたって、UR都市機構神奈川地域支社に連携を呼びかけ、三者で共同して行なう。

UR都市機構神奈川地域支社は、「環境に負荷をかけないまちづくり」を目指して横浜市と「次世代に引き継ぐまちづくりモデルプロジェクト」を推進しており、今回の共同検討を通してEV充電設備に関する知見を広める。その上で2011年1月にUR賃貸住宅「プロムナード本牧団地」(横浜市中区本牧宮原)」に賃貸集合住宅駐車場としては全国で初めてEV充電設備(200Vコンセントタイプ)を試験的に設置する。

日産、横浜市、UR都市機構神奈川地域支社は、EV充電インフラの普及やEV充電ニーズへの対応に向けて今後も協力して取り組んでいく方針だ。

日産は分譲集合住宅でのEV充電インフラ整備については、大京と提携し実証プロジェクトを立ち上げている。12月初旬に着工し2011年1月初旬〜3月中旬まで実証実験を行う予定だ。