情報化施工機械を対象としたカーボンオフセット活動の概要

日立建機は、マシンガイダンスシステムを搭載した油圧ショベルをカーボンオフセット活動の対象機種とすると発表した。

マシンガイダンスシステム搭載の油圧ショベルの機種に応じて製造組立段階のCO2排出量1〜3tをオフセット対象とする。この排出権を日立建機負担で購入し、日本政府に届け出る。これにより、対象機購入者はCO2削減活動に参加したことになる。購入者には、CO2排出権証明書と本体貼付用のステッカーを贈呈してCO2排出量削減活動の見える化を図る。

カーボンオフセットは、排出されたCO2を温暖化ガス削減事業の効果と組み合わせることで、打ち消す考え方。建設機械業界では同社が2008年10月から業界で初めて開始した。当初、対象は森林整備に用いられる林業機械で、これまでに活動で147台の申請受付を完了した。

今回、環境負荷低減に貢献する情報化施工機械の一つであるマシンガイダンスシステムを搭載した油圧ショベルを新たに対象機種として加える。マシンガイダンスシステムとは、キャブ内に取り付けた表示装置で、あらかじめ入力しておいた設計図と実際のバケット位置を並列表示することで、オペレータが誤差を埋めるように操作することによって作業効率の向上を図る。稼働現場でのCO2排出量の大幅削減が可能なため、カーボンオフセット対象機種に加えることにした。