ダスター

ACEA(欧州自動車工業会)は16日、10月の欧州全域(EU+EFTA全28か国)の新車販売結果を公表した。総販売台数は106万1977台。前年同月比は16.1%減と、7か月連続で前年実績を下回った。

5大主要国では、ドイツが前年同月比20%減の25万6775台と引き続き不振。イタリアは28.8%減の13万9740台と、7か月連続のマイナスだ。フランスも18.5%減の17万1950台と、6か月連続で前年実績を割り込んだ。

今年6月まで好調だった英国も10月は13万1495台にとどまり、前年同月比は22.2%減と4か月連続の前年実績割れ。スペインも37.6%減の6万1366台となり、4か月連続で前年実績を下回った。

主要9社の販売実績は、1位のフォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなどを含む)が、前年同月比10.6%減の23万9526台と、7か月連続のマイナス。VWブランドは13%減の12万6633台、シュコダブランドは13.1%減の3万8822台、セアトブランドは18.3%減の2万1737台。しかし、アウディブランドだけは2.2%増の5万2181台と、3か月連続で前年実績を上回った。

2位のPSAプジョーシトロエンは、前年同月比19.1%減の13万6725台と6か月連続で減少。その内訳は、プジョーが19.7%減の7万1487台、シトロエンが18.5%減の6万5238台と、ともに不振だ。

3位のルノーグループ(ダチアを含む)は11万3074台を販売し、前年同月比は17.5%減と4か月連続のマイナス。低価格のダチアブランドは、5.3%増の2万1801台と好調だったが、ルノーブランドは21.5%減の9万1273台と落ち込んだ。

4位のGMグループ(オペル、シボレー、サーブを含む)は、8万4708台を販売。前年同月比は19.1%減と、7か月連続のマイナスだ。5位のフォードモーターも7万7093台にとどまり、前年同月比は29.3%減と7か月連続で減少した。

6位のフィアットグループ(ランチアやアルファロメオを含む)は、7万3774台を販売。前年同月比は32.7%減と、8か月連続のマイナスだ。ブランド別では、アルファロメオが12.6%増の1万0778台と健闘。しかし、フィアットが36.4%減の5万6331台、ランチアが43.2%減の6334台と大幅減に見舞われた。

7位のBMWグループ(MINIを含む)は、6万3533台を販売し、前年同月比は5.4%増と、2か月連続のプラス。BMWブランドは6.2%増の5万1863台、MINIブランドは1.6%増の1万1670台、両ブランドともに好調だ。

ダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は8位。その販売台数は5万6989台で、前年同月比は5.1%減と2か月連続の前年割れだ。ブランド別では、メルセデスベンツが2.5%減の5万0855台、スマートが22.5%減の6134台だった。

9位はトヨタグループ(レクサスを含む)で、4万6500台を販売。前年同月比は27.8%減と、9か月連続のマイナスだ。トヨタブランドは27.8%減の4万5422台、レクサスブランドは26.9%減の1078台と不振が続く。

トヨタ以外の日本メーカーでは、日産が前年同月比7.7%減の3万1906台と、4か月連続のマイナス。マツダも21.5%減の1万2177台、スズキも23.1%減の1万5560台、ホンダも32.9%減の1万1933台と苦戦している。一方、三菱は50.4%増の9875台と、3か月連続で前年実績を上回った。

韓国メーカーでは、ヒュンダイが2万6209台を販売し、前年同月比は1%減と6か月連続で減少。キアは6.3%減の2万1532台で5か月連続のマイナスだ。

今年1〜10月の欧州新車セールスは、前年同期比5%減の1162万8571台。各国の販売支援政策の終了により、通年での前年実績超えは微妙な情勢となってきた。

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