20日午前8時25分から27分にかけて、海上保安庁の航空機によって発見された2隻の中国漁業監視船は、21日になっても、依然として日本の領海に隣接して設定されている接続水域に止まったままだ。

第11管区海上保安本部によると、2隻は中国農業省漁政局所属の漁業監視船「漁政310」と「漁政201」。21日午前0時過ぎも沖縄・尖閣諸島沖の領海線を沿うように反時計回りに航行している。

11管区の巡視船などが、日本の領海に入らないよう警告しているが、立ち去る気配はない。

中国国営の新華社通信などが伝える「漁政310」は、ヘリコプターが搭載できる最新型。2580トン。全長108メートル、幅14メートル。最大速力22ノット。航続距離6000海里。衛星通信システムなど備えている。

中国漁業監視船の航行は10月6日に尖閣諸島沖を離れて以来、初めてとみられる。政府は、首相官邸危機管理センターに情報連絡室を設置して対応中だ。