マツダは18日、フォードモーターが保有するマツダ株式の一部をマツダの取引先企業に売却すると発表した。

フォードは現在、マツダの株式を11%保有しているが、7.5%分をマツダの取引先企業に株式を売却して、出資比率を3.5%に引き下げる。フォードはこれまで筆頭株主だったが、株式売却後は第4位の株主となる。株式の売却は東京証券取引所の立会外市場取引を通じて売却する。

マツダは「フォードと戦略的提携関係は継続していくことで合意しており、マツダの経営方針および業績予想に影響はありません」としている。

また、マツダの山内孝会長・社長兼CEOは「フォードは、引き続き3.5%保有する大口株主として、30年以上培ってきた戦略的提携関係を継続することで合意している。両社は、今後とも主要な合弁事業や技術情報の交換など、双方がメリットを得られる分野で協力していく」としている。

フォードは世界的な景気低迷による業績悪化で33.4%保有していたマツダの株式を売却、出資比率を11%に引き下げて役員も引き上げた。今回、さらにマツダ株式を売却して新興市場向けや環境技術の投資資金に活用する。