今年7月、北海道足寄町内の道道で発生したバイクと観光バスの衝突事故について、北海道警は15日、バイクを運転していた愛知県名古屋市内に在住する63歳の男を自動車運転過失傷害容疑で書類送検した。駐車スタンドを上げ忘れたことが事故の主因だという。

北海道警・本別署によると、問題の事故は2010年7月17日午前10時45分ごろ発生している。足寄町茂足寄付近の道道を走行していたバイクが左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を進行してきたバスと衝突した。

バスは衝突を避けようと急ハンドルを切った弾みで道路左側の路外に逸脱。横転しながら傾斜を滑り落ち、最終的には転覆状態となった。この事故でバスの乗客乗員32人が骨折や打撲の重軽傷。バイクを運転していた男も重傷を負った。

警察では事故の原因を調べていたが、バイクは左側面に設置された駐車スタンドが立てられたままの状態だった。これによってカーブで車体を傾斜させながら曲がることができなくなり、コントロールを失ったまま対向車線側へ進入したことが判明。警察は男を自動車運転過失傷害容疑で書類送検することを決めた。

調べに対して男は「直前までバイクを駐車した状態で写真を撮っていた」、「撮影に夢中になって、スタンドを上げ忘れてしまったかもしれない」などと供述しているようだ。