矢野経済研究所では、民生用3軸加速度、角速度センサ市場の調査を実施し、その結果をまとめた。

調査は今年7〜10月に、同社の専門研究員がセンサデバイスメーカーや搭載機器メーカーなどに面談や電話によるヒアリングなどで調べた。

それによると2009年度の民生用3軸加速度センサの市場規模は、5億880万個だったが、2010年度はスマートフォンを中心に3軸加速度センサの搭載が世界的に拡大、前年度比34.6%増の6億8490万個に成長すると予測する。このうち、携帯電話向けが市場全体の5割以上を占める。

2015年度の民生用3軸センサの世界市場は、11億7550万個に拡大すると予測。2010年度から2015年度まで年平均11.4%のペースで市場の拡大が続く見込みから、2015年度には民生用3軸加速度センサのコストダウンがさらに進み、携帯電話の3軸加速度センサの搭載率も50%まで上昇すると予想する。

また、ゲーム機器やノートパソコン、デジタルスチルカメラも需要拡大が見込め、玩具やデジタル家電用各種リモコンについても搭載が進むとしている。

さらに、2015年度の民生用角速度センサの世界市場は6億50万個に達すると予測する。デジタルビデオカメラの手振れ補正向けが中心の民生用角速度センサだったが、2011年からは3軸角速度センサの製品投入が相次ぎ、ゲーム機器や携帯電話を中心に2015年度まで市場拡大が続くと予測する。