6人のポールシッター。左からGT300レース1の高木真一、同レース2の新田守男、GT500レース1のライアン、同レース2の松田次生、Fニッポン・レース1のコッツォリーノ、同レース2のロッテラー

国内2大シリーズのジョイント、往年の名選手たちによるレジェンドカップ実施など、初開催に向けて様々な話題を提供してきた「JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」(フジスプリントカップ)が、12日、ついに富士スピードウェイで開幕。

この日はSUPER GT(スーパーGT)、フォーミュラ・ニッポン(Fニッポン)、レジェンドカップの予選が行なわれた。

1台ずつの1周アタックで、ベストタイムでレース2の、そして1コーナー手前の最高速でレース1のグリッドを決めるという斬新な趣向で実施されたFニッポンの予選では、今季新人のケイ・コッツォリーノ(チームルマン・トヨタ)が314.502km/hと、他を約4km/h離す最高速をマークしてレース1のポールポジションを獲得。

一方、1周のタイムで最速だったのはアンドレ・ロッテラー(トムス・トヨタ)で、レース2のポールを確保。ロッテラーは最高速でも2位につけ、2レースの合計得点で争うJAF GPの獲得に向けて上々のスタートを切った。

スーパーGTは、コンビを組むドライバーがそれぞれ別個に各20分間の予選でベストラップを競う方式。GT500ではレース1のポールをレクサスのリチャード・ライアン(ZENT CERUMO SC430)が、レース2のポールをニッサンの松田次生(カルソニックIMPUL GT-R)が、それぞれ獲得した。

GT300では「ARTAガライヤ」が好調で、レース1(高木真一)、レース2(新田守男)ともにポールポジションをゲット。惜しくもシリーズタイトルを逃した悔しさを、今回この“二発勝負”で晴らせるか?

そして、ドライバーズブリーフィングでは「(配布資料の)字が小さくて読めない」「フライングスタートとか、取るの?」などの珍問答が展開されたレジェンドカップの予選。

『51歳以上のドライバーは、年齢マイナス50秒を予選タイムから引く』というハンデ制で行なわれた結果、最年長70歳の高橋国光が20秒のハンデ(アドバンテージ)を活かし、実際のタイムではトップから約4秒差の17位ながら、レース1のポールポジションからスタートすることになる見込みだ。レース2のグリッドは、レース1の決勝結果のリバースとなる。

明日13日は、GT500/GT300/Fニッポンのレース1が各22周(約100km)で実施され、レジェンドカップのレース1も8周で挙行。予選日に続いて秋の好天に恵まれそうな富士スピードウェイで、熱戦のスプリント勝負が連発開催される。

同じガレージ内に、GTマシンとFニッポンマシンが同居 掛け持ち参戦ドライバーは着替えもままならぬ?(山本尚貴選手) GT500レース2のポール獲得を喜ぶ、松田と星野一義インパル監督 抱腹絶倒だったレジェンドカップのドライバーズブリーフィング。前列最手前は中嶋悟。近藤真彦、鈴木亜久里らの顔も見える レジェンドカップはマツダ・ロードスターのワンメイクレース レースプロデューサー役だった服部尚貴(右端)も、松本恵二氏の欠場によりレジェンドカップ代役出走へ レジェンドカップ予選での鈴木亜久里のサインボード係は、スーパーGT&Fニッポン現役の井出有治が務めた