旭テックが発表した2010年9月中間期の連結決算は、新興国需要における自動車、トラックなどの堅調な需要により当期純利益4億8800万円を計上。黒字に転換した。前年同期は25億7800万円の赤字で、約30億円改善した。

中国をはじめとする新興国での建設機械需要やトラック、自動車需要の増加で部品の受注が好調だった。国内でもエコカー補助金制度やディーゼル車排ガス規制による駆け込み需要もあって、売上高は前年同期比62.1%増の380億7100万円と大幅な増収となった。

収益では、売上げ増加や在庫管理の徹底や継続的なコスト低減の効果で、営業利益は14億0300万円、経常利益が10億1600万円だった。

通期業績見通しは売上高が前回予想よりも68億円増の672億円、営業利益が3億5000万円増の23億5000万円に上方修正した。最終利益は、連結納税グループから離脱予定の子会社が繰延税金資産を計上する一方、子会社に対する法人税の支払が不要となったことから前回予想より5億円マイナスの5000万円にとどまる見込み。