協力覚書の調印式。左からピメンテル大臣、ミランダCOMIBOL総裁、JOGMEC河野理事長、渡邉大使

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は11月9日、ボリビア多民族国鉱山公社(COMIBOL)と、ボリビアにあるウユニ塩湖のリチウム資源の産業化に向けた研究開発で協力することで合意した。

JOGMECは昨年6月、官民合同ミッションをボリビアに派遣して、ウユニ塩湖かん水からのリチウムなどの回収技術を住友商事や三菱商事と共同開発。ボリビア政府に日本の技術力などを示してきたことが奏功した。

今後、ボリビア側がウユニ塩湖湖畔に建設中のパイロットプラントに日本の試験機材や技術者を導入、試験を開始する予定。

リチウムは、リチウムイオン電池の原材料。今後、電気自動車やプラグイン・ハイブリッドカー向けのリチウムイオン電池用に需要が大幅に拡大する見通しで、ボリビアでの協力は今後の資源の安定調達につながる。

JOGMECは、今回のウユニ塩湖リチウム資源開発に加え、今後も地域開発、産業創出、人材育成などでも協力していく方針だ。