ニッパツが発表した2010年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期の約20倍の162億4700万円となった。国内の自動車生産が堅調で主力の懸架ばねやシート受注が伸びた。

売上高は前年同期比28.4%増の2278億2700万円と大幅増収。懸架ばねやシートの受注が好調に推移したほか、精密部品事業も国内外で好調だった自動車生産とHDDの需要拡大が影響した。

収益は、売上げ増に加えて、徹底したコスト削減の効果で営業利益が前年同期の13億6100万円から165億1600万円と大幅増益。当期純利益は94億4500万円と前年同期の10倍以上になった。

通期業績見通しは、為替レートが期初予想よりも円高だが、自動車関連の受注が堅調なため、売上高が同11.3%増の4500億円、営業利益が同70.3%増の320億円、経常利益が同81.5%増の320億円、当期純利益が同84.6%増の190億円に上方修正した。