カルソニックカンセイが発表した2010年9月中間決算は、経常利益が85億2100万円と黒字転換した。前年同期は99億円の赤字だった。

売上高は同37.0%増の3775億円となった。日産自動車の自動車生産台数の増加で同社の受注も好調に推移した。

収益では、主要製品の一つである熱交換器製品の生産について9月に厚木工場での生産を終了し、群馬工場を中心に統合するなど、需要に応じた生産能力の最適化、コスト競争力の強化を図った。これによって工場稼働率の向上したほか、売上げ増の効果もあって営業利益は92億5100万円、当期純利益が45億9100万円となった。

通期業績見通しは日産の自動車生産台数が堅調に推移する見通しなどから、売上高が前回予想よりも500億円増の7200億円、営業利益が50億円増の150億円、経常利益が50億円増の130億円、当期純利益が40億円増の60億円となる見通し。