北米展開モデルのヴェンザ

トヨタ自動車は5日の決算発表で、今年度の世界販売計画を8月時点から3万台上乗せの741万台(前年度比2.4%増)に修正した。上期が好調だった日本や過去最高ペースが続くアジアなどで上方に修正した。

一方で北米は前回より8万台少ない209万台に見直した。東京で会見した布野幸利副社長は、米国市場について「経済や雇用情勢を反映して非常に回復が遅れている。とくに乗用車は弱含みになっている」と、計画修正の背景を説明した。

ただ、レクサス部門を含むトヨタ車のシェアは15%強の水準で「落ち着いている」とし、「お客様の反応にも手ごたえが感じられるようになりつつある」と指摘した。

また、中国やその他の新興諸国の好調が先進諸国の不振をカバーする展開となっていることから「修正した741万台の計画に1台でも多く上乗せを図っていきたい」と述べた。