馬淵澄夫国交相(5日・国土交通省) 撮影=中島みなみ

尖閣諸島で発生した中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突ビデオが、インターネット動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」などに流出したとされている。

ビデオを撮影した海上保安庁を担当する馬淵澄夫国交相は5日、「宿舎で動画は見た」と述べたが、投稿された動画が撮影されたビデオと同一であるかどうかの言及は避けた。

「同じものだと思っていたとしても、そのように申し上げたら同一のものだという事実として誤った情報が流れることになる。見たものと比較して私なりの感想はあるが、それは申し上げるつもりはない」

また、今後の方針について、こう述べた。

「この動画が流出したビデオで、何らかの手も加えられていないかどうかも含めて、まずは事実をしっかりと押さえなければならない。事実関係の調査結果を得ることが第一と考えている」

閣議後の閣僚懇談会でも、菅直人首相は関係閣僚に対して「情報管理の徹底と本件の事実確認をしっかり行うように」と、徹底究明する指示を出した。