3日午前1時ごろ、大阪府豊中市内の中国自動車道上り線で、本線に進入していた自転車と、高速ツアーバスが衝突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていたとみられる中国人留学生の男性が死亡している。

大阪府警・高速隊によると、自転車はインターチェンジなどから誤進入したのではなく、中国道と並走する府道(中央環状線)から侵入したとみられる。事故の約10分前には府道を蛇行しながら走る自転車が目撃されており、通行人から「危険だ」という内容の通報も寄せられていた。

自転車は車線中央を走行していたとみられ、後方から進行してきた高速ツアーバス(松山発/東京行き)の右前方に衝突した。乗っていたとみられる男性は弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。後の調べで同市内に在住し、中国籍を持つ23歳の男性と判明している。

警察はバスを運転していた東京都練馬区内に在住する39歳の男を自動車運転過失致死容疑で逮捕した。調べに対しては「気がついたら前に自転車がいた」などと供述しているようだ。

現場は豊中市桜の町6丁目付近。中国道と府道の間には高さ1mほどのコンクリート壁とガードレールがあるが、大人であれば自転車を持ち上げて乗り越えることは可能だという。警察では「死亡した男性は留学生であり、高速道の存在を知らず、横断を試みた可能性もある」とみて、調べを進めている。