神奈川県警は25日、同警の白バイを模した車両をインターネットオークションに出品していたとして、神奈川県藤沢市内に在住する51歳の男を偽造公記号使用容疑で書類送検した。サイドボックスに「神奈川県警」の文字を貼り付けたことは認めているようだ。

神奈川県警・生活安全総務課によると、書類送検された男は今月上旬、神奈川県警の白バイを模したホンダ製の大型バイク1台をインターネットオークションに85万円の値を付けて出品した疑いがもたれたている。

男は2009年3月にこのバイクをインターネットオークションを通じて購入。その時点ですでに赤色灯やサイレンなどが装備された白バイ仕様となっており、「POLICE」の文字も正面の風防には入っていたという。

別のバイクの購入資金に充てることから、男はこのバイクの売却を決め、左右のサイドボックスに「神奈川県警」、風防に「かながわ」の文字を入れた状態で出品。落札されることはなかったが、オークションサイトを見た人が警察に通報していた。

警察によると、白バイを模した車両そのものを作ることは違法ではなく、赤色灯やサイレンを使わなければ公道での使用も行えるという。ただし、「神奈川県警」と文字を入れたことが公記号の使用にあたり、今回の書類送検につながった。

調べに対して男は「サイドボックスが白のままでは寂しいので、深く考えずに文字を入れてみた」などと供述しているようだ。

オークションの商品説明写真だけでは「模したもの」との見分けがつかず、連絡を受けた神奈川県警では「実際の白バイが盗難され、出品されたおそれもある」として、保有する白バイ全数の所在確認を行っていたという。