フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、『i.MX53』プロセッサ・ファミリを拡充し、次世代車載マルチメディア・アプリケーションを可能にする車載向けバージョン「i.MX536/MX534」を発表した。

近年、タブレットやスマートフォンなどの一般的なモバイル製品でダウンロードして実行できるアプリケーションが好まれる傾向が強まっている。そのため自動車メーカーは新型車の開発において、カスタマイズ可能なインダッシュ・アプリケーションや、完全な再設定が可能なメータ・クラスタで、同様の使用感覚を実現する高性能なドライバ・インフォメーション・システム(DIS)を必要とする。

両製品は、車載動作向けに特別設計したスマートフォン・クラスのプロセッサで、インフォテイメントや集中型テレマティクス、カスタマイズ可能なグラフィック・メータ・クラスタなどのアプリケーションに求められる要件を満たしている。

2つの独立したグラフィックス処理エンジンを組み込むことで、高フレーム・レート・グラフィックスのレンダリングを実現する。

これによって自動車を設計する際、固定型のアナログ・メータ・クラスタから、自動車製品ファミリ内で自由なカスタマイズが可能なディスプレイ・ベースの単一メータ・クラスタへと移行することができるとしている。

量産開始は2011年上期の予定。