PLC

パナソニックは釜山で開かれているITS世界会議2010に、電力網を通信ネットワーク網に変換する「PLC(パワー・ラン・コミュニケーション)」を出展した。EVの普及を見据えて今後は自動車向けに応用する可能性を示唆した。

PLCは、これまで電気を送るだけだった電気配線に、情報信号を乗せて送ることができる通信技術で、パナソニック独自の通信方式を採用している。PLCを利用すれば、従来から設置されている家庭内の電気配線をLANケーブルのよう使用してPCLネットワークを構築することができる。

PLCアダプターは、日本では約6000円で市販されている。現在は家庭用の技術だが、これを自動車向けに応用することで、既存技術の延長上に成り立つEV時代のスマートグリッド構築を目指している。

なお、25日に同社は、PLCの通信技術がIEEE SA(スタンダード・アソシエーション)で、IEEE1901標準技術方式として正式に承認されたと発表した。独自のPLC通信方式が、世界標準化へ大きく前進した格好だ。

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