i-Coolソーラーのシステム概要

アイ・シー・エル、三菱化学、日本フルハーフは26日、太陽光発電を利用したトラック用アイドリングストップクーラーシステム『i-Coolソーラー』を共同開発したと発表した。

i-Coolソーラーは、アイ・シー・エルが開発した、走行中に充電した車載バッテリーで電動コンプレッサーを稼働させることで、エンジンを止めた状態でも運転室内の冷房ができるトラック用アイドリングストップクーラー「i-Cool」をベースに、三菱化学の太陽電池パネルを搭載、日本フルハーフの専用架台でトラック荷台上面に実装したもの。太陽光発電を利用して冷房し、ドライバーの労働環境を損ねることなく、アイドリングストップによる燃費削減が図れる。

停車中、アイドリングをせずi-Coolソーラーで冷房することで、停車時間1時間当たり約1.8リットルの軽油消費を削減できる。走行中、既設エアコンによる冷房とi-Coolソーラー冷房を併用することで、約1%の軽油消費を削減できる。これらによって1台当たり年間約1500リットルの軽油消費を削減できると試算している。

また、バッテリーを常時満充電に近い状態に維持できるため、ウィング開閉やテールゲート昇降など、バッテリー電力による荷役装置の稼動を安定的に行えるメリットもある。

今後3社は、実証実験と必要な仕様改善を進め、2012年春を目標にi-Coolソーラーを発売する予定。