インスパイラ

マレーシアのプロトンは11月中旬から、新型ミッドサイズセダン、『インスパイラ』(INSPIRA)をマレーシア国内で発売する。三菱『ギャランフォルティス』がベースだ。

プロトンは1983年、マレーシアに設立。当時のマハティール首相は国産車構想を掲げており、それに従って誕生した国策自動車メーカーだ。三菱自動車との関係が深く、1993年に三菱『ランサー』(4代目)をベースにした『ウィラ』を発売して大ヒット。1996年には英国のスポーツカーメーカー、ロータスを傘下に収めるなど拡大路線に転じている。

新型インスパイラは、同社の主力ミッドサイズセダン。三菱ギャランフォルティスをベースに開発された。プロトン車としては、初の可変バルブタイミング機構、「MIVEC」を2.0/1.8リットル直列4気筒エンジンに採用。トランスミッションには、パドルシフト付き6速CVTもラインナップされる。

車名のインスパイラは、プロトンの社内公募で決定。現地価格は、7万9888RM(約208万円)からだ。同社は「我々は、価値ある商品を魅力的なプライスで、マレーシア国民に提供し続ける」と語っている。

プロトンは、現時点で実車を完全公開していない。フロント部分だけを露出したデモカーによる「チラ見せ」キャンペーンを、マレーシア国内で展開している。

三菱ギャランフォルティス