三菱重工業は、汎用ガソリンエンジン『三菱メイキエンジン』の新製品3機種を2011年1月から販売する。

新製品は軽量化した2サイクルの『TLE24』『TLE27』と、コンパクト化により農業機械などへの搭載性を高めた4サイクルの『GB220』で、3機種とも日米欧の最新の排出ガス規制に適合する。

TLE24(排気量22.5cc)とTLE27(同25.6cc)は、軽量化したのが特長。燃焼方式は従来のTLEシリーズと同様、未燃焼ガスの大気放出を軽減する層状掃気方式を採用する。両機種ともフライホイールをはじめ、様々な部位を見直すことで、従来機種に比べ8〜11%の軽量化を達成した。高齢化が進む国内の農業従事者に配慮し、刈り払いなど長時間の手持ち作業の負担を軽減できる。

燃費は、同クラスの国内向け従来機種に比べ約35%低減した。それぞれフランジ型と刈払機などに直結できるクラッチケース一体型を揃え、TLE24は逆出力軸のバーチカルタイプも設定する。2機種合計で年間8万台の販売を計画している。

GB220(同215cc)は、既存機種『GB180』をベースに、外観寸法や重量の増加を抑えながら出力をアップした。同クラスエンジンとほぼ同等の寸法ながら、各種農機への搭載互換性を高めた。高出力化に伴って犠牲となりやすい冷却性能についても、大型冷却ファンや冷却空気取り入れ口の拡大で対応した。豊富なアプリケーションも設定、多彩な作業機側要求に応える。国内外向けに年間3万台の販売を見込んでいる。