今年7月、埼玉県川口市内で発生した信号無視を起因とした交通事故について、埼玉県警は18日、事故を起こした19歳の少年を危険運転致傷容疑で逮捕した。在宅で任意捜査を行っていたが、事情聴取のための出頭要請を11回に渡って無視したという。

埼玉県警・武南署によると、問題の事故は2010年7月27日の午前7時30分ごろ発生している。川口市赤井付近の県道で、交差点を右折しようとしていた乗用車に対し、対向車線側を直進してきた乗用車が衝突した。

双方のクルマは衝突によって中破。右折車を運転していた38歳の男性が頭部打撲の軽傷。運転していた19歳の少年も軽傷を負った。

事故直後の聴取で少年は「帰宅を急いでいた。赤信号なのはわかっていたが、無視してそのまま交差点へ進入した」と供述。警察は「故意に信号を無視したことが原因で発生した事故」と判断し、危険運転致傷事件として捜査を進めようとしたが、加療などを理由に釈放された少年は事情聴取のための出頭要請を11回に渡って無視した。

このため警察は「逃走のおそれがある」として、18日までに少年を同容疑で逮捕。今後は勾留した状態で事情聴取を行うという。