シボレーシルバラード

民間調査会社のオートデータ社は1日、9月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は95万8966台で、前年同月比は28.5%増と2か月ぶりに増加した。

昨年9月は新車購入補助政策、「キャッシュ・フォー・クランカー」の打ち切りで販売が大きく減少。その反動で、各社とも大幅増となった。

米国ビッグ3では、首位のGMが17万3031台をセールス。前年同月比は11.5%増と2か月ぶりに増加した。シボレーブランドの大型ピックアップトラック、『シルバラード』が65.9%増の3万2185台、主力セダンの『マリブ』が55.4%増の1万6289台と好調だった。

フォードモーターはトヨタを上回り、2か月連続の2位をキープ。総販売台数は16万0375台で、前年同月比は46.4%増と、2か月ぶりのプラスに転じた。ベストセラートラックの『Fシリーズ』が40%増の4万7433台だったほか、主力セダンの『フュージョン』も46.9%増の1万5918台を売り上げた。

ホンダを抜いて4位に浮上したクライスラーは、10万0077台を販売。前年同月比は60.9%増と、6か月連続のプラスだ。大型ピックアップトラックの『ラム』が26%増の1万6887台をセールス。新型を投入したジープ『グランドチェロキー』)が、95%増の1万0915台と躍進した

日本メーカーのビッグ3では、トヨタが14万7162台を販売。前年同月比は14.6%増と、2か月ぶりのプラスとなった。ベストセラーセダンの『カムリ』が、19.5%減の3万0769台と2か月ぶりに前年実績を上回ったほか、『カローラ』が1.5%増の2万1060台、『RAV4』が41.2%増の1万4685台と、主力車種の販売が好調だ。

5位のホンダは、9万7361台を販売。前年同月比は26.1%増と2か月ぶりのプラスだ。主力の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が15.9%増の2万4127台、『シビック』が15.8%増の1万8637台、『CR-V』が23%増の1万7907台の実績を残した。

6位の日産は7万4205台を販売し、前年同月比は34%増と、2か月ぶりに増加。主力の『アルティマ』が64.8%増の2万0016台、小型SUVの『ローグ』が63.5%増の8319台と、持ち直した。

韓国メーカー2社では、7位が定位置のヒュンダイが、前年同月比47.7%増の4万6556台と2か月ぶりのプラス。8位のキアも、39.1%増の3万0071台と、2か月ぶりにプラスへ転じた。

9位のフォルクスワーゲングループ(アウディなどを含む)は、前年同月比14.3%増の2万8249台と2か月ぶりのプラス。VWブランドは14.9%増の1万9943台、アウディブランドは13.1%増の8151台を売り上げた。VWでは『ジェッタ』シリーズが12.6%増の1万0769台、アウディでは『Q5』が105.9%増の2277台と、牽引役を果たす。

10位はBMWで、前年同月比20.7%増の2万3167台と、2か月ぶりに増加。その内訳は、BMWブランドが21.1%増の1万8228台、MINIブランドが 18.3%増の4884台だ。BMWブランドでは、『X5』が160.7%増の3632台と伸びている。

11位のスバルは、前年同月比46.9%増の2万1432台をセールスし、2か月ぶりの前年実績超え。『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が91%増の8154台と、引き続き人気が高い。

ダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は、12位。その販売台数は2万1091台で、前年同月比は17.7%増と2か月連続のプラスとなった。メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』や『Sクラス』が好調で、20.9%増の2万0666台と売れている。

13位のマツダは、前年同月比30.5%増の1万8580台と、2か月ぶりのプラス。主力の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、28.4%増の7995台と牽引した。

以下、三菱が前年同月比5.3%増の4961台、ボルボが12%減の4152台、ジャガー&ランドローバーが11.3%増の3456台、ポルシェが24.7%増の1971台、スズキが11.8%減の1641台、サーブが132.9%増の1127台という結果である。

9月の米国新車販売は、「キャッシュ・フォー・クランカー」の反動で各社がセールスを伸ばしたものの、総販売台数は2か月連続で100万台を下回った。米国新車市場は、本格的に回復したとはいえない状況だ。

F150 カムリ ラムトラック アコード(日本名:インスパイア) アルティマ ソナタ アウトバック Eクラス