9月29日午前1時25分ごろ、埼玉県さいたま市見沼区内の国道16号を走行していた乗用車が前走の大型トラックに追突。そのまま逃走する事件が起きた。クルマは約1km先で路外に逸脱。警察は同乗者を死亡させたとして25歳の男を逮捕している。

埼玉県警・大宮東署によると、クルマは国道16号を走行中に前走していた大型トラックを追い抜こうとしたが、そのまま後部に追突。クルマは中破したが、速度を上げて逃走した。

クルマは逃走を続けたが、約1km離れた県道で路外に逸脱。縁石に乗り上げて立ち往生していたところ、通報を受けて駆けつけた同署員が発見。同乗していた女性が重傷を負っており、警察はクルマを運転していた上尾市内に在住する25歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(トラックに対する当て逃げ)容疑で緊急逮捕した。

女性は近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因で約1時間後に死亡。後の調べで上尾市内に在住する44歳の女性と判明している。

現場はさいたま市見沼区丸ヶ崎付近で、片側2車線の直線区間。警察では追突事故の直後、男が女性の負傷を認識しながら逃走を優先させた疑いもあるとして、女性に対するひき逃げや、保護責任者遺棄などの容疑でも調べを進める方針だ。調べに対して男は「パニックになって逃げてしまった」などと供述しているという。