携帯電話端末、「故障時は修理する」が約7割に…買い替えサイクル長期化

MM総研は1日、携帯電話端末の故障・修理実態についての調査結果を公表した。調査結果によると、端末価格の上昇により買い替えサイクルが長期化、端末故障時には、通信キャリアの保証・修理サービスを利用する人が増加しているという。

通信キャリアが2006〜2007年度に導入した新販売方式の導入で端末価格が高騰。同社の調べによる国内携帯電話販売台数は2007年度が5065万台だったものが、2008年度に3785万台、2009年度には3582万台と、2年連続で減少し、買い替えサイクルも2007年度の2.11年から2009年度には3.15年まで長期化している。

同時期からキャリア各社は、端末故障時などに備えた会員向けの無料サポートサービスや月額約300〜500円程度のオプションサービスを拡充した。

調査では、端末の故障時などに適応されるオプションサービスの加入状況について質問した結果、ドコモ「ケータイ補償お届けサービス」について「加入している」と回答したユーザーは1万175人中3607人で35.4%を占めた。auの「安心ケータイサポート」は6669人中2970人で44.5%、ソフトバンク「あんしん保証パック」は4962人中2365人と47.7%だった。

今回の調査で、過去に携帯電話が故障した経験があるかについて質問したところ「故障したことがある」は8405人で37.9%が故障を経験していた。

故障経験者にその後の対応を聞いたところ「携帯電話ショップに持ちこんで修理・交換」が5797人で全体の69.0%を占めた。次いで「3万円未満で新しい端末を購入(機種変更)」が14.8%、「3万円以上で新しい端末を購入(機種変更)」が9.4だった。

「携帯電話ショップに持っていって修理・交換」したと回答した人に、どのような修理を行ったかを質問した結果、「基盤の修理・交換」が38.9%で最も多く、次いで「新品・リフレッシュ品に交換」が22.6%、「外装の修理・交換」が15.5%だった。

また、修理・交換の際に支払った金額について質問したところ「無料」が68.3%、「3000円未満」が4.9%、「5000円未満」が5.0%、「5000円以上、1万円未満」が10.5%となり、無料を含めて1万円未満が約9割を占めた。

調査は今年6月に携帯電話・PHSユーザー2万2182人からアンケートに回答してもらい、結果をまとめた。

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