レアアースを使わない新構造の50kWハイブリッド自動車用フェライト磁石モータ

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は29日、レアアース(希土類)を使わない新構造のハイブリッド車用フェライト磁石モータを開発したと発表した。

北海道大学の研究グループと共同で開発に成功した。従来のハイブリッド車用希土類モータに匹敵する出力である50kWを発生できる。

生産量の90%が中国に偏在するレアアースを使わず安価なフェライト磁石だけで構成されたモータであるため、次世代自動車の開発で日本の産業競争力を高めると期待される。

開発した新しい構造のモータは、フェライト磁石と圧粉鉄心を非磁性の支持部材に交互に組み込んだ新構造の「ロータセグメント形アキシャルギャップモータ」を採用した。この構造により、レアアースを磁石に添加しなくても、高い出力性能を出すことに成功した。

研究成果は9月30日の「イノベーション・ジャパン2010−大学見本市」で報告する。