25日午前9時15分ごろ、京都府京都市東山区内の寺院境内で、臨時に設置された駐車スペースに進行していた乗用車が運転を誤り、国の重要文化財に指定されている建物に接触する事故が起きた。礎石の一部が剥がれ落ちるなどの被害が発生している。

京都府警・東山署によると、事故が起きたのは京都市東山区林下町付近にある知恩院の境内。当日は彼岸で混雑するため、一般の観光客が使う駐車場とは別に、檀家向けの臨時駐車場を境内に設置していた。

クルマは駐車スペースに向けて前進していたが、突然加速。そのまま国の重要文化財に指定されている「経蔵」という建物の礎石に突っ込んだ。

この事故によって礎石は縦約5cm、横約10cmに渡って剥がれ落ちた。クルマも小破し、運転していた山科区内に在住する73歳の男性と、同乗していた70歳の女性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

経蔵は1621年に建立され、被害を受けた礎石は建物の一部。被害額は不明という。警察ではアクセルとブレーキの踏み間違えが事故の主因とみている。