電動スクーターの試作車 e-Let's

矢野経済研究所は27日、小型電動モビリティの国内市場調査を実施し、その結果をまとめた。

調査は今年7〜8月にかけて電動二輪車、電動アシスト自転車、電動カートの国内市場について調べた。

調査結果によると国内電動二輪車市場は、ベンチャー企業の参入により、定格出力600W以下の個人向けを中心に市場が拡大、2009年の国内出荷市場規模は、台数ベースで4000台規模。2010年の国内出荷市場規模は、9000台となる見込み。

2010年後半から国内大手二輪車メーカーの新製品が投入され、市場認知も進み、需要は拡大する。今後、参入企業の開発事業の本格化や量産体制確立などによる製品改良や低価格化を通じて、市場拡大が続く見込み。今後の国内出荷市場規模は、台数ベースで2013年に4万5000台、2015年に9万5000台と予測する。

国内電動アシスト自転車市場も環境意識や健康志向から拡大基調が続く見込み。2010年の国内出荷市場規模は、台数ベースで前年比15.1%増の42万台となる見込み。道路交通法改正によるアシスト比率の改良により、需要増加に弾みがついている。業務向けに製品ラインナップが拡充され、配送業者などの法人向けが増えると予想。今後の国内出荷市場規模は、台数ベースで2013年に68万台、2015年に88万台と予測する。

さらに、国内電動カート(シニアカー)市場は、高齢化社会の進行に伴い需要が増加している。2010年度の国内出荷市場規模は、台数ベースで前年度比13.4%増の1万9000台となる見込み。高齢者の自立的な移動をサポートする電動カートに対するニーズはさらに高まっていく見通しで、国内出荷市場規模は、2013年度に2万5000台、2015年度に3万1000台と予測する。

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