先行開発事業第2号募集開始

昨年8月に設立されたEV(電気自動車)ベンチャー企業シムドライブ(SIM-Drive)は9月21日、神奈川県の川崎市産業振興会館において、今年1月に事業内容説明会を行った先行開発車第1号に続く、第2号の募集を開始したと発表した。

技術内容は基本的に第1号と共通で、インホイールモーター技術(SIM-Drive)、コンポーネントビルトイン式フレーム技術(Platform by SIM-Drive)を活用する。そのうえでIT技術を駆使した通信機能を融合することで、従来の自動車の常識に捉われない、新しい機能を追加するという。

“オープンソース”で事業を進める手法も従来どおりで、参加機関(企業・団体)は1機関あたり2000万円の参加費を支払い、シムドライブとともに先行開発車の試作にあたる。開発拠点には1機関あたり1組の机と椅子が用意され、事業の成果品である仕様書、基本図面、試験成績書等が提供される。

開発は第1号の完成車のお披露目を予定している来年1月から始まり、最初の5週間はEVへの理解を深めてもらう時間に充て、次の3週間で車体のコンセプトやサイズ、カテゴリーなどを決定する。試作車の完成は2012年3月を予定しており、その後2年間は量産化に際しての開発支援を行い、2014年頃に大量生産が可能になる状態を目指す。

当日は合わせて、従来東京都千代田区にあった本社が、川崎市幸区新川崎に移転したことも発表された。シムドライブは以前から、同地の「かわさき新産業創造センター(KBIC)」に研究開発拠点を置いていたので、今回の移転で会社機能の集中化が図られたことになる。

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