GRMNスポーツハイブリッドコンセプト(2010年1月)

トヨタ自動車が、ホンダ『CR-Z』に対抗するコンパクトなハイブリッドスポーツを開発しているという。

これは、米国の自動車メディア、『オートモーティブニュース』が9日、東京発の情報として伝えたもの。それによると、トヨタはホンダCR-Zをライバル視した小型のハイブリッドスポーツを開発中とのことだ。

ここで思い出されるのが、トヨタが今年1月の東京オートサロンで披露した『GRMNスポーツハイブリッドコンセプト』だ。

同車は、トヨタのマスターテストドライバーで、今年6月に亡くなった成瀬弘氏が陣頭指揮を取り、トヨタのファクトリーチーム、GAZOOレーシングが開発したハイブリッドスポーツカー。『MR-S』(2007年7月に生産終了)をベースに、新しいハイブリッドスポーツを提案した。

ミッドシップに置かれるエンジンは、1.8リットル直列4気筒に代わる3MZ-FE型3.3リットルV型6気筒で、後輪を駆動。フロントにはモーターが追加され、前輪を駆動する。トータル出力は400psオーバーで、駆動方式は4WDだ。

MR-Sよりもワイド化されたボディは、車両重量1300kgにまとめられ、トランスミッションはパドルシフト付きの電気式CVT。ハンドリングはドイツ・ニュルブルクリンクで煮詰められ、0-96km/h加速は4.5秒と、4.0リットルガソリンエンジン並みのパフォーマンスを実現していた。

このGRMNスポーツハイブリッドコンセプトの考え方が、トヨタの新しい小型ハイブリッドスポーツに反映されると見られる。果たして、成瀬氏の遺志を受け継ぐハイブリッドスポーツは、誕生するか。

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