日本自動車工業会の志賀俊之会長は16日の定例会見で、政府・日銀による為替市場介入について「市場が予想しなかったところでの介入であり、タイミングも評価している」と述べた。

一方で「1ドル=85円というレベルは円安ではない。大半の自動車メーカーは90円で今期の予算を組んでいることからも、実力の収益には至っていない」と、円高是正は不十分との認識を示した。

このため志賀会長は、政府・日銀には「引き続き(円高是正に)対応するようお願いしたい」と述べ、市場介入の継続を含めた是正への取り組みを要望した。ただ、円ドルレートの具体的な適正水準については言及を避けた。