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2010年はアウディが誇る4WDシステムの「クワトロ」が誕生してから30周年にあたる。そんなクワトロシステムが、さらに進化した。13日に発表された『RS5』には、初搭載となる新世代のクワトロが搭載されているのだ。

キーとなるのはセンターデフで、これまでのトルセンからクラウンギヤ式に変更となったことである。

「特徴は“速く”“幅広く”です」というのは、アウディ・ジャパン商品企画部長の野田一夫氏。「センターデフはこれまでよりコンパクトで軽量になりました。2kgほど軽くなっています。デフの作動レスポンスが速くなったこと、そしてトルク可変領域が増えたことがメリットですね」

従来よりもフロントが約10%、リヤは5%ほど大きくトルクを変化させることができるようになり、前後のトルク配分は40:60を基本としながら70:30から15:85まで状況に応じて可変。

さらにコーナリング時の4輪それぞれのトルクの掛かり方を計算して、内輪にホイールスピンの兆候を感じると、わずかなブレーキをかけてホイールスピンを回避する「トルクベクタリングシステム」や、後輪左右のトルク配分を可変制御する「スポーツディファレンシャル」を組み合わせることで、ドライバーの意のままにコーナリングラインを描けるハンドリングを手に入れている。

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