帝国データバンクが発表した8月の全国企業倒産集計によると、倒産件数は前年同月比7.5%減の964件で、12か月連続でマイナスとなった。

負債総額は同38.5%減の1692億3300万円となり、現在の方式に集計基準を変更してから初めて2000億円を割り込んだ。建設業やサービス業の増加は増えたものの、負債100億円以上の大型倒産がゼロだったため。上場企業の倒産はジャスダックに上場しているアーム電子のみ。

業種別では自動車小売業が同57.9%減の8件となり、大幅に減少した。エコカー補助金などの効果で新車販売が好調だったためと見られる。

販売不振によって倒産する不況型倒産の構成比は86.2%で、集計基準変更後で最高となった。

地域別では東北、近畿などが減少し、9地域のうち、5地域で前年を下回った。