トヨタ自動車とアイシン精機は7日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「固体酸化物形燃料電池実証研究事業」向けに「家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)」コージェネレーションシステム約60台を提供すると発表した。

トヨタとアイシンが提供するシステムは、大阪ガスと京セラとともに4社で共同開発し、トヨタとアイシンが製造している。

NEDOの実証研究事業は、北海道ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガスのガス会社5社が参画する。トヨタとアイシンは2009年度に実施された実証研究事業にも機器を提供し、SOFCが省エネ性に優れる機器であることを確認した。2010年度は、これまでの実証研究事業で判明した技術開発課題を克服するため、省エネ性・CO2削減が図れるよう発電ユニットの低出力時の負荷効率の向上を図るとともに、貯湯タンクの容量を増やし、排熱の有効利用度のアップを図る。

また、商品性を向上させるため、耐久性・メインテナンス関連も改善した。

トヨタとアイシンは、今年度の実証研究事業に機器を提供することで、家庭用SOFCコージェネレーションシステムの開発・実用化を加速する方針だ。