屋根を白色化した新デザイン車両(向かって左)と従来デザイン車両

バス運行事業者の国際興業は、年度内に導入するバス車両から、屋根の色を従来の黄緑色から白色に変更、夏季の直射日光を反射させて車内温度の上昇を抑制する。冷房効率の改善で、CO2排出量の低減を図る。今年度は68台に白色屋根バスを導入する。

バスの屋根を従来の塗装と白色に変更したものとで今年8月、周辺気温40度の環境下で車内温度を測定して実証実験を行ったところ、従来の車両は屋根が49度まで上昇したのに対し、白色屋根の車両は47度だった。バスの冷房を作動させ、車室内を35度になるまでの時間を測定したところ、従来車両は30分かかったのに対して、白色屋根は18分だった。

同社では、バスの屋根を白色に変更することで、車室内の冷房効率が改善、アイドリング時間の削減などでCO2削減が図れることから、白色屋根を本格的に導入する。

同社の全バス車両895台に適用した場合、夏季3か月間で、約40tのCO2排出量削減効果がある見通し。