各省庁の職員から国民のための政策を募集する「政策グランプリ」で、最優秀の「グランプリ」を受賞した「自動車登録手続きの簡素化」(提案者=国土交通省鉄道局都市鉄道課職員の山本弘一郎氏)のフォローアップが3日、国土交通省で行われた。

山本氏の提案は、自動車の新規登録や住所変更登録などの際、出頭義務を緩和したり、関係書類を省略できるようにするというもの。提案に対し前原国交相は、来年1月から、新規登録や変更・移転登録の際の「使用者」の住所確認のための書類として、従来の住民票の写しだけでなく、免許証のコピーでも可能とする考えを示した。この措置により、年間約200万件の必要書類が簡略化されるという。

山本氏は使用者の住所確認に必要な住民票と車庫証明を省略するよう提案したが、車庫証明については保管場所確保義務を担保するため、省略困難とされた。

このほか出頭義務の緩和について前原国交相は、電子的に登録手続きを行う「自動車保有関係手続のワンストップサービス」を住所変更等の手続きにも拡大し、2012年度から実施する考えを示した。

ただ、ナンバーの変更が必要な場合は、引き続き出頭が必要となる。