日産 リーフ グッドデザインエキスポ2010に出品

日産『リーフ』のデザインを担当した日産自動車の長野宏司氏がグッドデザインエキスポ2010の公開プレゼンテーションに参加。「電気自動車日産リーフのある生活」と題し、プレゼンテーションをおこなった。

長野氏は、リーフのデザインに関して「EV専用車として新しいプラットフォームでゼロからスタートしました、EVならではプロポーション、室内の空間性をとることができました」と強調、また、空力をコントロールするエアロマネージメントを重視したと語る。

長野氏はエアロマネージメントに関して「Cd値へのアプローチのほか、風切り音を形状でコントロール出来ないかと考えた」と語り、「テールライトなどの部品一つ一つについても空力特性を考慮し、床面が平らなことを生かしゼロリフトを実現した」と強調。

長野氏は風切り音の一例として「EVはその静粛性により風切り音が際立ってしまい、ドアミラー周辺は人間に近いこともあり風切り音の原因となっている」と説明、今回リーフでは、ヘッドライトの形状によりミラーへの空気の流れをコントロールさせたといい「ヘッドライトの形状が風きり音の低減に効果を上げた」(長野氏)と説明した。

カラーに関しては、「地球をイメージしたブルーなど、EVのアイコンとして次にでてくるEVのことも考えて作った」(長野氏)という。

プレゼンテーション後のディスカッションにおいて、審査委員の福田哲夫氏からは、3R(リデュース:減らす、リユース:繰り返し使う、リサイクル:再資源化 )や、軽量化に関する取り組みについて質問が出された。

リーフの、3Rや軽量化への取り組みとして、「シートクロスは100%リサイクル材で作られており、様々な制約を想定したシート作りを行なった」、「電気の取り回しに使われるワイヤーを効率的に配置することで電線の使用量を少なくした」(長野氏)と一例を示した。

プレゼンテーションの締めくくりで長野氏は「クルマの歴史で言いますと、100年に1回の転換期になると考えております、リーフが世に出ることで新しい社会の仕組みに変わっていくと考えております」とまとめていた。

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