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アウディが27日、欧州での販売を開始する新型車『A1』。累計予約が15万台を突破する人気のため、米国と中国の2大市場へは当面、導入されないことが判明した。

これは25日、米国メディアが報じたもの。アウディのピーター・シュワゼンバウアー販売担当取締役は、同メディアの取材に対し、「2011年には、欧州以外の世界市場でもA1を発売するが、米国と中国は除かれるだろう」と語った。

これは、A1の生産能力と関係がある。アウディによると、新型A1の世界予約台数は、欧州を中心に現時点で15万台を突破。シュワゼンバウアー販売担当取締役は、「予約好調を受け、20%の増産を指示したが、それでもベルギー・ブリュッセル工場でのA1の年産台数は、12万台が限界だろう」と述べた。

つまり、現時点での15万台の予約を優先するため、米中の2大市場には当面、A1の投入ができない状態というわけだ。

さらに、シュワゼンバウアー販売担当取締役は「中国では2011年以降にA1を発売したい。しかし、米国向けは遅れる。場合によっては、2世代目のA1登場後(2015年以降か)となる可能性もある」と語った。

アウディの予測によると、A1の顧客の8割は、初めてアウディ車に乗るユーザーになるという。A1のドイツでの価格は、1万5800ユーロ(約170万円)からと公表されており、魅力的な価格も人気の大きな要因となっているようだ。

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