ZMP RoboCar(写真は1/10)

ロボット開発のベンチャー企業ZMPは8月18日、カーロボティクス・プラットフォーム「RoboCar(ロボカー)」シリーズの新しいラインナップとして、「RoboCar Lite 1/15」を開発し、受注受付を開始した。出荷開始は今年12月になる。

RoboCarシリーズには、すでに「1/10」が存在している。新製品のLite 1/15は名前でわかるとおり、これをベースにスケールサイズを小型化し、機能を限定することで、1/10の80万円以上(アカデミック版は63万8000円以上)に対し29万8000円と、価格を大幅に抑えた点が最大の特徴になる。

車体先端に取り付けたPSD(光位置センサー)によって前車との距離や位置、前方障害物との距離を測定し、車体前後のトラッキング(追尾)センサーでは前車や道路側のビーコンとの交信を行うことで、危険回避や自律走行などを実現できる。より高機能なRoboCar 1/10を先頭に置くことで、自動運転による隊列走行も可能としている。

ZMPでは、次世代自動車は知能化が進むことから、自律移動ロボットとさまざまな技術を共有できると判断し、昨年6月にRoboCar 1/10を発売。実車を使用するよりスペースやコストが削減でき、安全性も高いことから、2009年6月の発売以来、大学、企業、研究所などを中心に、約100台の納入実績を持つ。

なおZMPでは同時に、CO2濃度の計測が可能な小型センサーモジュール「e-nuvo CO2SEN」の販売を開始している。PCへの接続や機器への組み込みが可能で、オフィスや工場、自動車内など幅広い用途に使用できるとしている。こちらの価格は5万9800円となっている。